第20回全州国際映画祭(14)路線バスは恐くない!

鑑賞した映画の感想は書き終わったのですが、もうしばらく全州ネタでひっぱりますね。いつか、どこかの誰かの役に立ちますよう(笑)。

全州の高速バスターミナルから、映画祭の会場への行き方について。

映画祭の公式サイトには、全州駅や高速バスターミナルと、映画祭会場とをつなぐシャトルバスが運行されていて、案内のボランティアスタッフも待機してる、みたいなことが書かれていたので、それがうまく使えたらいいな〜と思っていました。




が、ターミナル内をしばらくうろうろ探しても、それらしきスタッフさんの姿も、シャトルバスが発着している様子も見当たらず。そもそも英語表記が極端に少ないし、初めて来た場所で東西南北の地理感もないし、かなりハードルが高い。

いざとなったらタクシー。もしくは、スマホの地図上では徒歩40分と表示されているので、荷物引きずって歩くかなと迷っているときに、観光案内所を発見。運良く営業時間内で、とても親切にしていただいたのは前に書いた通りです。

肝心の、高速バスターミナルから市内方面へ行く路線バスですが、私が教えてもらったのは「5-1」と「102」番のバスで、もしかしたらこれ以外にもあったかも。実際に乗ったのは「102」番で、「북문(プッムン、北門)」という停留所で下車し、ほんの少し引き返す形になります。バスの車窓から映画祭会場前を通り過ぎたのを確認できたので、わかりやすかった。乗車時間は、道が空いていれば10分ほど。

ちなみに「북문」停留所はこんな感じで可愛い(翌朝、人気のない時間帯に撮ったもの)。




市内から高速バスターミナル方面へ行く時は、道の反対側のバス停から「5-2」や「102」に乗ります。各バス停には、その停留所に停まるバスの路線図が掲示されていますが、ほぼハングルのみ。韓国語の「高速バスターミナル」は日本の発音と似ているようで「고속버스터미널」となるので(出発前にほんのちょっとだけハングル勉強したのがここで役立った!)、路線図でそれを確認して乗りました。

帰国の日、平日朝7時台のまちの様子。前日までの3連休で、車と人だらけだったのが嘘のような静けさ。




観光案内所でもらったシティマップによると、どうやら「全州高速バスターミナル」と「全州市外バスターミナル」の、2つの「バスターミナル」がある模様。ただこの2つは近いので、間違えて「市外バスターミナル」で降りても「高速バスターミナル」までは歩いていけます。何を隠そう、私は「市外バスターミナル」で早まって降りてしまい「高速バスターミナル」まで少し歩きました笑)

路線バスの「高速バスターミナル」停留所(ややこしい…)で撮影した路線図。「72」「79」「1000」番のバスも、高速バスターミナルに停まりますね。




言葉ができる人にはなんてことないバスの乗り降りですが、言葉ができない人にはかなり難易度が高いもの。少しでも気持ちの負担を軽くする方法としては、プリペイド式交通系ICカード(T-moneyやCashbeeなど)を予め用意しておくのも、乗車時に「小銭、小銭…!(汗)」とならずオススメ。コンビニで購入でき、ほぼ全国共通で使えます。

私が帰国してからアップされた韓国観光公社さんの記事にも、全州国際映画祭のこととアクセス情報が少し書いてありました。参考までに。
◎ 韓国観光ニュース:5月の全州はお祭りでいっぱい!