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インディアン・シネマ・ウィーク ジャパン2018で『ならず者たち(GUNDAY)』を見ました。
バングラデシュの独立時、インドに逃れた孤児のヴィクラムとバーラーが、カルカッタのまちでマフィア(ならず者)にのし上がっていく物語。
筋肉率の高めのアクションに、歌とダンス、恋愛が絡む、賑やかなバディ・ムービーです。
映画の前半では、幼い2人が難民として虐げられ、さまざまな苦難に遭います。大人になってマフィアとして成功(?成功という表現が正しいのか?笑)してからも「インド人として認められたい」という強いコンプレックを抱えているエピソードが出てきます。
インド映画は娯楽の中に社会問題をさらりと絡ませるのがうまい。
意図的に絡ませているのか、多民族・多宗教・多言語という現実からそのような設定になってしまうのか。
バングラデシュの独立は1971年。日本の外務省のデータによると「バングラデシュは,二度の独立(1947年の印パ分離独立及び1971年の西パキスタンからの独立)を経て誕生した。インドからの分離独立は,宗教(イスラム)をアイデンティティの基盤に据えたものであったのに対し,1971年の独立は,ベンガルという民族を基盤に成し遂げられたものであった」とあります。
英領インドの一部→東パキスタン→バングラデシュ、という歴史を辿っているのですね。
このあたりの歴史、あまり馴染みがなかったのですが、今年見た『英国総督 最後の家』という映画に、当時の英領インドからパキスタンが独立する際の政治的思惑と社会的混乱の様子が詳しく描かれています。イギリス製作の、イギリス目線の作品ではありますが、非常に面白かったです。
私がインド映画を見るときに参考にさせていただいているブログがあります。『ならず者たち( GUNDAY)』でも、難民、石炭、配給カードなど、物語の前提を成すいくつかのキーワードについて理解するのにとても助かりました。
インドの社会事情だけでなく、インドの映画界における流行や俳優の話題などにも触れられているので、いつも楽しく拝見しております!
◎ バハードゥルシャー勝|GUNDAY
◎ ポポッポーのお気楽インド映画|GUNDAY
今回の「インディアン・シネマ・ウィーク ジャパン2018」は映画館に行こうと思っていた週末に台風が大阪を直撃して、結局この1本しか見れていません。年末に大阪でアンコール上映があるというニュースを聞いて、とっても楽しみにしています。
リベンジするぞー!
バングラデシュの独立時、インドに逃れた孤児のヴィクラムとバーラーが、カルカッタのまちでマフィア(ならず者)にのし上がっていく物語。
筋肉率の高めのアクションに、歌とダンス、恋愛が絡む、賑やかなバディ・ムービーです。
映画の前半では、幼い2人が難民として虐げられ、さまざまな苦難に遭います。大人になってマフィアとして成功(?成功という表現が正しいのか?笑)してからも「インド人として認められたい」という強いコンプレックを抱えているエピソードが出てきます。
インド映画は娯楽の中に社会問題をさらりと絡ませるのがうまい。
意図的に絡ませているのか、多民族・多宗教・多言語という現実からそのような設定になってしまうのか。
バングラデシュの独立は1971年。日本の外務省のデータによると「バングラデシュは,二度の独立(1947年の印パ分離独立及び1971年の西パキスタンからの独立)を経て誕生した。インドからの分離独立は,宗教(イスラム)をアイデンティティの基盤に据えたものであったのに対し,1971年の独立は,ベンガルという民族を基盤に成し遂げられたものであった」とあります。
英領インドの一部→東パキスタン→バングラデシュ、という歴史を辿っているのですね。
このあたりの歴史、あまり馴染みがなかったのですが、今年見た『英国総督 最後の家』という映画に、当時の英領インドからパキスタンが独立する際の政治的思惑と社会的混乱の様子が詳しく描かれています。イギリス製作の、イギリス目線の作品ではありますが、非常に面白かったです。
私がインド映画を見るときに参考にさせていただいているブログがあります。『ならず者たち( GUNDAY)』でも、難民、石炭、配給カードなど、物語の前提を成すいくつかのキーワードについて理解するのにとても助かりました。
インドの社会事情だけでなく、インドの映画界における流行や俳優の話題などにも触れられているので、いつも楽しく拝見しております!
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今回の「インディアン・シネマ・ウィーク ジャパン2018」は映画館に行こうと思っていた週末に台風が大阪を直撃して、結局この1本しか見れていません。年末に大阪でアンコール上映があるというニュースを聞いて、とっても楽しみにしています。
リベンジするぞー!