第10回カンボジア国際映画祭(4)チケット予約方法が書かれていなかった理由

プノンペン2日目。この日は映画祭の作品を2本見る予定にしていました。

1本目は午後2時過ぎからの上映予定。次の日(3日目)にはもう帰国予定で、夕方の飛行機の時間までは観光しようと決めていたので、この日の午前中はお土産を買いに行くことに。

日本でカンボジアについて調べていたとき参考にさせてもらったのが、「ニョニュム(NyoNyum)」という、現地在住の日本の方が発行されているウェブマガジン。そこで見つけたヴィーガンカフェ、ARTilleryで遅めの朝食をとってから、イオンモールプノンペンを目指しました。



まちの雰囲気を味わいたくて、ホステルからカフェ、カフェからイオンモールまで歩いてみたのですが、道路はデコボコ、車もバイクも多くて「散歩」という感じでは全然なかった(笑)。それでも、たくさんの野良猫(たぶん)、野良犬(たぶん)、制服を着た学生さんたちのグループとすれ違って、楽しかったです。

イオンモールには、ウェブマガジン「ニョニュム」を発行する会社が運営している雑貨店(※3)があり、センスが良く原材料・製造過程にもこだわったハーブティや胡椒、リップバームなどを購入しました。(※3:ニョニュムショップ



食品売り場をぶらついたり、フードコートでサトウキビのジュースを飲んだりしていると(↑の写真は、サトウキビを絞っているところです)、ちょうどいい時間になったので、映画祭の会場のひとつ、レジェンドシネマプレミアム(Legend Cinema Premium)へ向かいます。

プノンペン市内には他にもレジェンドシネマ(Legend Cinema)がいくつかあって、同系列のシネコンのもよう(※1)。レジェンドシネマプレミアムは、エクスチェンジスクエア(Exchange Square)という複合施設内にあり、映画館のほか高級スーパー、チェーン系レストラン、服飾店・雑貨店、携帯電話ショップなどが入っていました(※2)。

◎ 参考
※1:レジェンドシネマ | APEXカンボジア
※2:【カンボジア】プノンペンの新しいオフィスタワー“EXCHANGE SQUARE”へ行ってみた

建物の前の広場には、おそらくオープニングイベントで使用されたレッドカーペットらしき設営が残っており、ちょっと気分がアガります。



さて、カンボジア国際映画祭も、韓国の釜山や全州の映画祭と同様、開催日が近づいてくると上映作品や上映スケジュールが公式サイトで公開されます。これまた韓国の映画祭と同様に、事前にネットでチケット予約をしようと思い、予約開始日、予約専用ページなどの情報を探したけれど見つからない。現地で購入するしかないので、少し早めにシネコンの前に来てみたものの、誰もいなくて、映画祭をやっている気配がない…。



仕方ないので、施設内のお店を見て時間を潰し、しばらくしてから戻ってくると、映画祭用の受付デスクが設置されていました。早速声をかけて事情を聞いてみると、なんとチケットは無料で、先着順の自由席だそう。なんですとーーー!!!

で、もう一度、映画祭のサイトを見てみたら、ちゃんと書いてありました。"FREE Admission"と。ただ私が「有料で、事前に予約するもの」という思い込みが強くて、全く見逃していたんだわ。うきゃーーー!ああ、でも本当に良かった、無事見れて(涙)。