第20回全州国際映画祭(16)会場周りのゴハンどころ

全州の映画祭に行ってみたい!と思ったのは、去年の10月、釜山の映画祭から帰ってきてから。

それまで全州という名前のまちがあることすら知らなったのに、行く!と決めてから調べ始めると、観光地であり、食の都としても有名なことがわかりました。

驚いたのは『孤独のグルメ 韓国出張編』にも登場していたということ。

なぬー?!確実に見ているはずなのに、ほとんど記憶がないぞ。

さかのぼって調べると、このとき紹介されていたのは、おいしい納豆スープがついてくるピビンパのお店。我らが井之頭五郎さん、韓国語が全然できないのに、適当に入った店で大アタリという、ドラマ的にはいつもの展開なんだけど、そんなことあるかい!とツッコミたくなる運の良さ。

その後、NHKの『2度目の韓国 古都めぐりチョンジュ編』も放送され、しっかり録画しました。こちらで紹介されたのが、やはりピビンバと、豆もやしスープ。ちなみにこの2度目の旅シリーズ、大好きだったのに残念ながら終わっちゃいましたね…。

食への期待がグッと高まり、まだ地理感はなかったのでとりあえず情報をメモ(スマホに保存)して持参。現地に着いてから、実際に歩いて行ける距離だったのは「2度目の韓国」のピビンバのお店だとわかりました。

◎ ハ・スクヨン カマソッビビンバ(旧・中央会館)
(ハスギョンカマソッビビンパッ/하숙영가마솥비빔밥)KONEST→

路地裏に入るので、地図を片手に少しウロウロしましたが、店前にTVで紹介されたよ看板(笑)があったのでわかりやすい。ここの小皿のおかず、量が多くて食べきれないものの、ほんとうに美味しかったです。




帰国後、番組の録画を再び見直したのですが、ピビンバに乗っている具材もほぼ自家製、コチュジャンはおかみさんのご実家で作られているものだとか。首からネームカードを下げた映画祭関係者もたくさん来店していました。

お友だちが教えてくれた、有名な豆もやしスープのお店も映画祭会場の近くにありました。こちらにも映画祭関係者の姿がちらほら。

◎ 三百家 全州本店(サムベッチッ チョンジュポンジョム/삼백집 전주본점)KONEST→


「ごめんなさい、韓国語わからない」と英語で言うと、観光客向けに英語や日本語で書かれたメニュー表を持ってきてくれました。「辛いの大丈夫?」と尋ねてくれたので「あんまり辛くないほうがいい」と伝えたところ(本当は辛いの好きだけど、いきなりたくさん食べるとお腹を壊すので)、辛さ控えめ対応をしてくれました。

ピビンバが有名なお店をもう1軒。映画祭の公式サイトに、開幕ギリギリになって「Useful Tips」のひとつとして掲載されていました。宿泊していたゲストハウスからほぼまっすぐ歩いて行ったところにあり、全州到着初日の夜に食べに向かったところです。

◎ 豊南亭(プンナムジョン/풍남정)KONEST→



以上3店以外にも映画祭会場周辺にはたくさんの飲食店がありました。私が利用したCGV(映画館)は、建物の2階部分からシネコンになっており、1階部分にはカフェなどが、建物の外に出るとコンビニやチェーン店も含めお店がずらずらっと並んでいるので、映画鑑賞の隙間にさっと食事するのには便利だなと思いました。

歩き回りやすさは、釜山国際映画祭より上かも〜?