第20回全州国際映画祭(15)高速バス or 市外バス?

バスネタ、もういっちょ!

東大邱バスターミナルで、長距離バス用の自動発券機を見つけたのに、全州行きのチケットが買えなかった件について、気になって調べてみました。

以下、おなじみ、韓国観光公社さんのサイトから引用させていただくと

高速バス(Express Bus)「大都市を拠点に2つの都市をつなぐバスで目的地以外の他の都市を経由して停車することはほとんどありません。『一般バス』と座席の広い『優等バス』があり、料金が異なります。夜遅く運行する深夜バスは割増料金になります」。

市外バス(Intercity Bus)「主に中小都市をつなぐバスで目的地の途中でいくつかの都市を経由して停車するバスです。直行バスは『無停車(무정차) 』または『直行(직행)』と別途表示されています。深夜バスの場合は割増料金になります」。

なぬーーー!!!

てか、観光公社さんのサイトは何度ものぞいていたのに、なぜ、このバスの説明を読み飛ばしていたのか。

私が東大邱で見た発券機は、BUSTAGOという市外バス用のものだったわけです。東大邱は、高速バス・市外バス両方のバスターミナルが一緒になった複合乗換センターになっています。




一方、全州では、高速バス、市外バスはそれぞれ別にターミナルがあり、高速バスターミナルのチケット売り場(有人窓口)のすぐそばには高速バス用の自動発券機がありました。




東大邱にもどこかに同じものがあるはずだ!と帰りにも探してみたけど、ついに見かけず…なんでだろう?

まあそんなこともあるので、やはり目的地名はハングルでメモして持っていた方が無難(大事なことなので2回目)。

韓国の高速バス総合サイト(日本から予約はできないけれど)では、バスのグレードが「プレミアム」「エクセレント」「エコノミー」あると表示されています。東大邱〜全州の往復で利用したのは高速バスは「プレミアム」で、通路を挟んで、1列シートと2列シートに分かれているタイプでした。

全州に行くときは2列シートの通路側。3連休の初日(土曜日)だったせいもあるのか満席。暑い日でしたが冷房が入らず(みんな薄着で、私が厚着だったというのもあると思うけど)、少し渋滞にもはまってグッタリしました。帰りは1人掛けシートで快適。いずれも電源用コンセントはなし。




乗車時間は3時間ほどで、途中で1度、10〜15分程度の休憩がありました。日本でいう高速道路のサービスエリアみたいなところ。置いてかれたらどうしようと思うと心配で、ゆっくり見て回れなかった笑。




東大邱は鉄道駅やデパートも隣接しており、一大ショッピングセンター的趣きがありますが、全州の高速バスターミナルも、飲食店やお土産やさん、コンビニが何店かありました。帰りのバスは早朝便だったので、開いているお店が限られており、マフィンとコーヒーで軽い朝食。




高速バスの旅も、振り返ればハプニングも含めて楽しかったけれど、やはり日本でチケットが事前予約(購入)できないのが最大のネック。次、もし行くチャンスがあれば、鉄道旅も検討してみようかな。