午前十時の映画祭|身近すぎて見逃してしまいがちな、とっても素敵な映画祭



過去の名作をスクリーンで楽しめる「午前十時の映画祭」。

その名のとおり午前10時から、1〜2週替わり、1,100円均一で、バラエティに富んだ往年の傑作娯楽作品が上映されています。

ただ古い映画をかけるというのではなく、企画がきちんと練られているのがスゴい。黒澤明監督特集、歌姫対決(オリヴィア・ニュートン=ジョンとホイットニー・ヒューストン!)、アメリカン・ギャングスターもの、などなど。

全国の、比較的大きな劇場で一斉に見られる、つまり見に行く人にとってハードルが低いというのも素敵なことだなと思います。

今年(4月〜来年3月)で9回目となるこの映画祭、実は来年4月からの第10回をもって終了することが決まったそう。

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えええー!

正直、私も気になりつつも、新作公開を追いかけるのに忙しくて、まぁいいや、ってなっちゃうことが多かった(実は、今までに見たのも1回だけ!ごめん!)。TSU◎◎YAで安く借りられたり、ネット配信で無料で見れちゃったりするのもあるし。

どんなに心の中でいいなと思っていても、ちゃんと足を運んでお金を落とさなければ、なくなっちゃうんだよね。映画に限らず。

もはや手遅れではあるけども、応援も込めて、見に行こうかな。今やってるのはメリル・ストリープ主演の『ソフィーの選択』、年末年始はオードリーの『パリの恋人』、年明けに大好きなジェームズ・アイボリーの『日の名残り』が!

ちなみに学生さんは500円。2時間ワンコインで、豊かな体験ができちゃうんだね。