第23回釜山国際映画祭(20)映画祭で世界が少し広がった

「釜山の映画祭に行ったよ」と言うと、たいてい「え?言葉はどうしたの?」と言われます。

映画は英語の字幕付き(チケットを予約/購入するときに、英語の字幕付きかどうかは確認できます)。舞台挨拶や質疑応答なども、韓英の通訳が入ります。

私は韓国語がほぼできないに等しいので、英語で見たり聞いたりするわけですが、字幕は思ったより読むのに時間がかかり(読み終わらないうちに次に移ってしまう!)、字幕に集中すると映像の細かいところを見逃したりもしたし、ガイドブックのあらすじを読んで理解することも含めて、作品の内容7〜8割を理解できたら御の字という感じ。

舞台挨拶や質疑応答も同様で、ゲストも英語のネイティブスピーカーではないので、聞き取りにくいことも多々ありました。

それでも若い人たちが熱心に質問する姿に刺激を受けたし、監督や脚本家の思い、撮影の裏話を聞けたことは嬉しかった。

たとえ言葉の壁があっても、あの雰囲気の中に身を浸す喜び、ワクワクはとても大きかったです。初めての海外の映画祭でそんな経験ができて幸せでした。

映画祭参加をきっかけに自分の中で変化したこと。

1) ブログ(これ)を始めた。ついでにTwitterのアカウントも作ったった

2) 韓国語の勉強を始めた。(渡韓前にお友だちに個人レッスンを2回受けた。帰国後、初心者向けオンラインレッスンに申し込んだ!)

3) 次なる目標を定めた!来年の全州国際映画祭に行くぞー!

映画がきっかけになって、自分の世界がちょっとずつ、ちょっとずつ、広がっていく。

映画を好きでほんとに良かったなーと思っています。